香典返しの注意したいマナーについてお教えします。

葬儀に参列された方から、頂くのがお香典です。
もともとは、不幸のあった家のお葬式を手伝うときに、自分の食膳の代わりとして、 食材や亡くなった人に手向ける香を持ち寄ったことが由来とされています。
それが、いつしか弔問客が故人の冥福を祈るとともに、家族を亡くして遺族が何かと出費が多いことから金銭的なものに変化したとされています。
今では、通常では仏式の場合は四十九日を目安にお香典返しをするのがマナーになっています。
そのお返しの金額の相場は、頂いた金額の半分から3割程度を目安にします。

ただ、遠方から参列をされた親戚などにはこの際の交通費などのプラスした金額にすると安心できます。現金ではなく、お花や電報をいただいた場合には、その金額に応じてお菓子などをお返しします。
ここで、気になるのが何をお返しするかです。
お香典返しの場合は、おめでたいことではないので残らないものがいいとされています。
使用している間に、無くなるものが適しています。
例としては、消耗品のタオルや洗剤、お菓子や紅茶などの飲食物もよく使用されています。
しかし、最近はあまりこだわる人も減り、今人気があるのは好きなものを選択できるカタログギフトです。