一般的な入学のお祝いと贈るときのマナーは重要です。

入学のお祝いは、身内だけで行うというのが一般的であり、遠くても甥や姪くらいまでとなります。そのために、商品よりも現金が選ばれることが多いものですが、現金にプラスして子供さんへのギフトを何か用意してあげるのもいいでしょう。入学祝いは、進学が決まったら用意することになり、3月の中旬から下旬に相手に渡るように準備をする必要があります。遅くなってしまった場合でも、入学式が近くなるほどに相手も忙しくなるので、入学式の一週間前までには済ませるようにします。

入学祝いの金額は自分の気持ちでも構わないのですが、高額すぎてもかえって相手に気を遣わせてしまうことになります。一般的には、一万円から数万円ほどになりますが、関係によっても子供さんの年齢によっても違いがあります。小学校の入学であれば、5千円程度でも構わないのですが、高校生になれば1万円程度の金額が選ばれることも多いものです。兄弟や親せきなど他にも入学祝を渡すという同じような立場の人がいれば、お互いに話し合って金額を決めておくと後からトラブルになることもありません。

入学祝いを渡すときには、祝儀袋に入れることはマナーとして重要です。紅白で蝶結びの水引を選び、上段には御入学御祝や御祝と記入して下段に自分の名前を記入します。